アグネスデジタルの産駒傾向
2004年春より種牡馬となり163頭に種付けを行った。 2005年、ファーストクロップとなる産駒が誕生し117頭が血統登録。 2007年、7月にコスモビットが2歳未勝利を制し、この勝利が中央・地方を通じた産駒の初勝利となった。 翌2008年にドリームシグナルがシンザン記念を制し、初年度産駒から中央競馬の重賞勝ち馬を輩出。 一線級の馬が出てこないのは血統的な宿命か。現役時代のアグネスデジタルのイメージとは程遠い結果となっている。
* 半弟 - シェルゲーム(牡・2001年産、父Swain) JRA3勝、主な成績:2004年毎日杯2着、青葉賞3着、巴賞(オープン)現・種牡馬 * 半弟 - ジャリスコライト(牡・2003年産、父ファンタスティックライト) JRA3勝、主な勝ち鞍:2006年京成杯(GIII)、2005年いちょうステークス(オープン)現・種牡馬 * 半弟 - フェニックスハート(牡・2004年産、父Pulpit) 地方1勝、2010年11月18日現在。 * またいとこにアイルトンシンボリ(1992年・1993年ステイヤーズステークスGIII)。 * 祖母の半兄にブラッシンググルーム(1976年ロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、 仏グランクリテリウム、1977年プール・デッセ・デ・プーラン(以上仏GI))。
アグネスデジタルの逸話
牧場で彼を見初めた管理調教師白井最強寿昭師が生産者にいきなり「この馬、売るのか?」と挑発し、日本に売る気のなかった生産者をねじ伏せて買い付け、 その後クールモアのエージェントが好条件の商談を持ち込んだが生産者は「そのcoltはMr.Shiraiに売約済だ」と言い放ったという逸話がある。 白井調教師に「なんでこんな見栄えしない馬買うんです?」と疑問を投げかける現地関係者もいたという。 確かに、現役時代も馬体は小さめであんまり見栄えはしないタイプであったが、線の細い体形に単なるダート馬で終わらない確信があったと言う。 「60頭は見たが一番気に入った」と可能性を信じたからこそ舞台を問わない活躍に繋がったのである。